便秘による腸内環境悪化がニキビを作る

便秘になると、ニキビが顔じゅうを覆い尽くすような勢いで出てしまうことがありませんか?あるいは、そこまで行かなくても常に便秘を感じている人は慢性的に、顔にニキビがポツポツあるのではないでしょうか。

便秘とニキビは密接な関わりがあります。便秘になれば、長いあいだ便が腸内に留まり、発がん性を伴う有害物質が出ます。本来なら、排便時に排出されるのですが、あまりにも長く便秘の症状が続くと遂には腸壁から吸収されてしまうのです。

その有害物質は腸壁の中に吸収された後、血液に乗りながら全身を巡ってしまいます。そして、皮膚の毛穴から汚れた皮脂となり出てくるのです。この時に有害物質により、皮膚はニキビを作り出してしまいます。

こうしたニキビは便秘が解消されないといつまでも完治しないままですから、便秘を治すことが先決です。便秘を治せば、嘘のように表皮が綺麗になっていきます。有害物質が皮膚から出るときは、その汗にも特徴があります。臭いニオイがベタついた汗と共に放出されるはずです。全身を悪臭が覆うことになります。

便秘が治らなければ、最後は全身から便臭が漂いますので、そうならないうちにニキビの段階で対処したほうが賢明です。

便秘になるとビタミン不足に拍車が掛かる

腸内で作られるビタミンはじつに11種類もありますが、その中でビオチンという皮膚炎を予防するビタミンが、便秘によって阻害されてしまいます。このビオチンは、1935年にオランダのケーグルが卵黄の中から発見した成分で、厳密にはビタミンHやビタミンB7と呼ばれているものです。

皮膚の機能を正常に保たせることがビオチンの主な役割なので、もしニキビが過剰に発生していたり、長引く場合は正常に作用していない証拠です。またビオチン不足は、爪が割れやすいかどうかでも判断できます。もし爪がすぐに割れてしまうという症状があれば、ビオチンが不足していると思って間違いありません。

ビオチンは腸内の善玉菌が作るのですが、便秘になると悪玉菌が優勢になり善玉菌は死滅してしまいます。すると皮膚炎を予防する大切なビオチンが生み出されなくなり、皮膚は荒れていきます。ニキビができても皮膚炎は悪化するばかりで、改善しません。

便秘になると、良いことなどひとつもないのです。ニキビが目立ち始めたら、腸内からの危険信号が赤に点滅したのだと理解してください。便秘を解消する為に、生活習慣を改めましょう。

またビオチンに特化したサプリメントも市販されています。こうしたものを使用してニキビや便秘に対応していくのも、良い方法です。

よく眠り成長ホルモンを分泌させる

ニキビを沈める方法として、有効なのは規則正しく生活することです。夜は早く寝るようにすることです。何故なら、22時~2時までの数時間には成長ホルモンが分泌されて、傷ついた細胞を修復するからです。皮膚の細胞も再生のために変化する時間です。この時間には確実に就寝していたいものです。

その為にも自律神経を安定させる必要があります。自律神経の中の副交感神経が成長ホルモンを、分泌させるための鍵になります。リラックスした時にこの副交感神経が優位になります。しかし、いつも緊張状態の中にいるといつまでも睡眠にいたりません。

そうなれば、眠れずに成長ホルモンも分泌されません。眠れなければ、悪玉菌が腸内を跋扈しますので、永遠に便秘体質から逃れることは出来ないのです。

また、成長ホルモンは成長過程の子供にしか効果がないのではないかと疑念を持たれるかもしれませんが、心配ご無用です。確かに血中分泌量のピークは10歳~14歳ですが、50歳を超えても十代の頃の7分1程は分泌されています。年を取ると、腸内環境が衰えて悪玉菌が多くなります。

これは体の代謝に密接に関わる、甲状腺ホルモンが減るからです。体温が低下して、便秘が悪化していきます。皮膚科などで成長ホルモン補充療法というものをやっているところもあります。便秘やニキビが余りにも気になるようであればこうした療法を視野に入れても良いかもしれません。

便秘を解消するために食生活を変える

便秘を解消する事が、ニキビ肌から逃れることです。その為にはまず便秘に効果のある食生活をすることです。食生活は、腸内環境を左右する大切なものです。規則正しい生活をしながら、野菜や果物、乳酸菌などを上手く合わせて、腸内環境を整えることです。

また、ニキビに効果のあるのはビタミンです。ビタミンは、便秘にも効果があり便を軟化させてくれるので、一石二鳥です。ビタミン豊富な果物を意識的に摂取することで、皮膚もニキビに対応しますし、腸内でも便に作用します。

どうせなら、楽しんで食事をしたいものです。旬の野菜や果物を食べて自然とビタミンを多く摂るようにすれば、心も豊かになりますし、ストレスもたまりません。ストレスから過食に陥り、結果的に胃腸の働きを弱めて便秘になる人も多く存在します。

過食になってしまうのであれば、寧ろそれを逆手に食物繊維豊富な野菜を温野菜にして、吸収力を高めて食べてみたり、酸味の強いビタミン豊富な果物を食べて、ニキビ予防していきましょう。